ファイバーフォトメトリー、オプトジェネティクスで使用される光ファイバーパッチコード(パッチケーブル)は光源からの光を各種デバイスと接続することで、細胞や脳内に光を届けるとともに、蛍光を受光する機能も持っています。
ご使用される機器のインターフェイスに対応できるよう、さまざまなタイプの光ファイバーとレセプタクルを用意しています。
単心光ファイバーパッチコード
光ファイバーが1本の最もシンプルなタイプのパッチコードです。 それぞれのファイバー端のタイプおよび長さをご指定していただけます。
ファイバーフォトメトリー用に低自家蛍光タイプも用意しています。
バンドルブランチングパッチコード
コネクタ端まで分岐分のファイバーが来ているタイプのパッチコードです。主にファイバーフォトメトリーでのマルチチャンネル同時計測時に使われます。低自家蛍光タイプも用意しています。
スプリッターブランチングパッチコード
1つの入力からの光パワーをできるだけ2つの均等な出力に分けたい用途に最適な光ファイバーパッチコードです。
デュアル光ファイバーパッチコード
デュアル光ファイバーカニューレ用のパッチコードです。片端はデュアル光ファイバーカニューレに接続し、もう一方は異なる光源や1x2ロータリージョイントなどに接続します。
低自家蛍光 単心光ファイバーパッチコード
低自家蛍光タイプのパッチコードで、ファイバーフォトメトリーで動物に接続する際に最適なパッチコードです。長さ(Xm)はご指定いただけます。
ラット用に丈夫な被覆(LWMJ=軽量メタルジャケット)も用意しています。
代表モデル
コア径 200um NA0.57:MFP_200/230/900-0.57_Xm_FCM-ZF1.25(F)_LAF
コア径 200um NA0.37:MFP_200/220/900-0.37_Xm_FCM-ZF1.25(F)_LAF
コア径 400um NA0.57:MFP_400/430/1100-0.57_Xm_FCM-ZF1.25(F)_LAF
コア径 400um NA0.37:MFP_400/440/1100-0.37_Xm_FCM-ZF1.25(F)_LAF
下記メーカーサイトにて詳細情報をご覧いただけます。
単心光ファイバーパッチコード
光刺激に最適な汎用のパッチコードです。長さ(Xm)はご指定いただけます。
Doric社よりも安価です。
代表モデル
コア径 200um NA0.22:R-FC-L-N2-200-L1, L=Xm
コア径 200um NA0.37:R-FC-L-N3-200-L1, L=Xm
コア径 200um NA0.50:R-FC-L-N5-200-L1, L=Xm
コア径 400um NA0.22:R-FC-L-N2-400-L1, L=Xm
コア径 400um NA0.37:R-FC-L-N3-400-L1, L=Xm
コア径 400um NA0.50:R-FC-L-N5-400-L1, L=Xm
下記メーカーサイトにて詳細情報をご覧いただけます。
フォトブリーチングについて
光ファイバーにはファイバー自体から蛍光を発する自家蛍光とよばれる現象があります。
ファイバーフォトメトリー計測ではこのファイバー自家蛍光がベースラインを上げることになってしまうため、
できるだけファイバー自家蛍光は小さい方が良いとされます。
このファイバー自家蛍光を下げる作業はフォトブリーチングと呼ばれます。
方法は下記のとおりです。
1)パッチコード(およびロータリージョイントなど光路のすべて)を青色光源(450-500nm程度のLED光源またはLD光源)に接続します。
このとき、絶対に動物やサンプルには接続しないでください。
また出力端は箱に収めるなど、出射光が目に入らないように処置してください。
2)青色光源を照射する。
2時間程度の照射で初期値から-75%程度の自家蛍光となります。
12時間程度の照射で初期値から-90%程度の自家蛍光となります。
3)計測ごとにフォトブリーチングすることが理想ですが、
一度最低値まで下げられたファイバーの自家蛍光の戻りは数週間かけて徐々に上がりますので、
頻繁に使用しているパッチコードであれば、1時間程度の照射でも最低値近くまで下げることができます。
または1週間に1度程度のフォトブリーチングでも比較的低い値に保つことができます。
*弊社ではフォトメトリーに使用されるとお伺いしているパッチコードは出荷前にフォトブリーチングをしています。